日韓関係のはざまで苦悩するK-POPアイドルたち
現在の日韓関係は、政治的には過去最悪と言われていて、韓国国内では日本製品の不買運動が起こっています。
また、テレビ業界では日本ロケの番組を流すことですら非難の対象となり、芸能人が日本旅行中の写真をSNSにアップしただけで炎上してしまうような状況です。
しかし、文化的には日韓の間で過去最高レベルの交流が進んでいるということを忘れてはいけません。
日本人メンバーのいるTWICEが日韓両国で人気を集めていますし、昨年からはAKB48グループのメンバーが含まれる日韓合作の期間限定ユニットIZ*ONE(アイズワン)も活動を開始しました(今年2月、日本でも正式デビュー)。
韓国でTWICEがデビューしてからはJBJのケンタなど、K-POPアイドルとして活躍する日本人が年々増えています。
日本国内で見ても、ボーイズグループではBTS(防弾少年団)、ガールズグループではBLACK PINKの人気が高く、日本人メンバーの有無にかかわらず、多くのK-POPグループが支持されています。
最近、日韓関係の悪化を受けて韓国の一部からは、K-POPグループに所属する日本人メンバーの「退出」を要求する声が上がりました。
これに対して、とある俳優がネット上で反論し舌戦を繰り広げたのですが、わざわざTWICEのサナに言及したため、返ってサナが損をする形になってしまいました。
サナは以前、「日本人K-POPアイドル」であるがゆえにSNS上で炎上してしまったことがあります(詳細はこちら→ https://kkkpop.hatenablog.com/entry/2019/05/30/161448)。
その後にサナはファンの前で涙を流しながら、つらかった胸の内を明かしていました。
また最近、同じくTWICEのミナが体調不良を理由に、予定されていたワールドツアーへの不参加が発表されました。診断の結果、極度の心理的緊張状態と不安感を抱えているため、絶対安静が必要となりました。
ミナの不安が過激な世論からくるものかは分かりませんが、この発表が日本人メンバーの退出要求が報じられた後であることは見過ごせません。
ひとたび日韓関係が悪化すると、日本人K-POPアイドルたちは時に身の危険を感じ、心苦しい日々を送らざるを得ないのが現状です。
現在でもすでに日韓両国で観光業界には悪影響が出ています。このような状況が今後も続くと、K-POPアイドルや韓流スターたちの活動にも支障が出てくるでしょう。
K-POPアイドルという輝かしい世界の裏に、個人ではどうすることもできない現実が存在するということを、K-POPアイドルを本気で目指す人たちには知っておいてほしいです。
Writer:真先燦
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