入国制限が続く韓国で日本人K-POPアイドルは大丈夫？

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、３月に入ってから日韓両国で入国制限を行うようになりました。この入国制限というのはビザ免除の停止と、すでに発給されたビザの無効化のことです。これによって、日韓両国にビザなしでは行くことができなくなりましたし、就労と留学にも大きな影響が出ています。昨年の日韓関係が最悪だった時でも、ここまでの措置は取られなかったので、今がいかに非常事態かということが分かるでしょう。

また、韓国から日本への入国者全員に対しては、自宅やホテルでの14日間の待機を要請しています。ちなみに日本ではありませんが、TWICEの台湾人メンバー、ツウィが休暇で台湾に戻った時も、台湾当局の要請に従って14日間の自主隔離をおこなっていました。

入国制限が行われる状況の中、韓国で活動する日本人K-POPアイドルは大丈夫なのかと心配になった人もいるでしょう。外国出身のK-POPアイドルには、韓国で最大２年間有効の「芸術興行（E-６）ビザ」が発給されているので、韓国での活動には問題がありません。でも、このまま入国制限が長引くと、韓国での活動に影響が出てくるかもしれません。

入国制限中は韓国に行けないの？

結論から言うと、４月１日からは事実上、観光では行くことができなくなりました。３月３１日までは短期滞在ビザを発給してもらえれば、韓国滞在中に健康チェックアプリで健康状態を報告する必要はありましたが、自由に出歩くことができました。でも、４月１日からは事情が変わって、韓国へのすべての入国者に対して入国後14日間の自主隔離が義務付けられたので、観光目的での短期滞在は事実上不可能となりました。しかも、韓国に隔離可能な滞在先がない外国人についてはホテルでの自主隔離が認められず、韓国政府が指定する施設に滞在しなければなりません。その際の費用は自己負担です。しばらく韓国では、この状況が続きそうです。

また、日本も韓国などからの外国人の入国を拒否する方針を固めたので、韓国人も日本に来ることができなくなりそうです。新型コロナウイルスの感染拡大が１日も早く収束して、日本と韓国をまた自由に行き来できるようになってほしいです。

Writer:真先燦

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